The story of opal

The story of opal

オパール:10月の誕生石。宝石言葉「希望・安泰・幸福を得る」。「オパール」の語源は、ラテン語の「オパラス」とも、古代サンクリット語の「ウバラ」とも言われているが、いずれの意味も「宝石」。石の中で赤や青、緑などの光がちらちら動いているように見える現象、「プレイオブカラー(遊色効果)」は、七色の虹の輝きに例えられ、希望を象徴、幸せを運ぶ石と信じられてきた。イギリスのヴィクトリア女王は、5人の王女の結婚祝いに、娘たちの幸せを願いオパールを贈り、オパールをこよなく愛したヴィクトリア女王も幸せな生涯を送ったと言われている。
オパールは多くの水分を含み、その潤った輝きの魅力はアイルランドの神話に登場。ヴォーレンヤドルという神が「子どもの澄んだ目のような石」を作り、その曇りの無い目で物事を見ることの大切さを教えたと言われている。
ミステリアスなそのきらめきは、繊細で豊かな感受性を想像させ、「アーティストの石」として芸術家たちに愛されているようである。

  • blog
  • stoneorder